メモ

ひょんな思い付きで自らの失敗を全世界に晒す結論に至りました。

山崎賢人、千葉雄大に勝つ男:鈴木亮平

いや、まず、こういう恋愛漫画の実写版映画を3本見続けたことを褒めてくれ。相当ぐったりしている。3本見続けた上で単刀直入に言う。

 

一番かっこよかったのは山崎賢人でもなく、千葉雄大でもなく、鈴木亮平だったのだ。

 

鈴木亮平と坂口健太郎の2人勝ちだ。しかも断トツで。消費者、ここでは私と母しかいないのだが圧倒的に「俺物語!!」の1人勝ちだったのだ。でもメディアはどうだったのか。毎朝見るzip!やふと見る他のニュースでは「orange」の予告ばかり入っていた気がする。いや、メディアは「orange」を他のどの映画よりも宣伝していた。「胸キュンシーンをノーカットで!」とか「まれの夫婦再び!」みたいな興味を煽るトピックでしかも主題歌がコブクロでこれもなかなか話題になり売れた記憶がある。「黒崎くんの言いなりにはならない」はニュースの記憶はないが学校のジャニオタがギャーギャー騒いでいた。「orange」ほどでもないがまあそこそこ知名度や認知度があったはずだ。では、「俺物語!!」はどうだろう。人気の少女漫画で読んだことはあるが、一般の人はどうだろう。坂口健太郎と鈴木亮平の「キスさせてくれ」のシーンはニュースで取り上げられていた記憶が、今、蘇った。そもそもいつ公開かわからないくらい宣伝効果はなかっただろう。主人公の女の子も見たことはあるが名前は知らない。くらいの認知度で、「土屋太鳳」「小松菜奈」といった若手急上昇の女優とは少し劣るところがある。メディアの宣伝効果の順は「orange」「黒崎くんの言いなりにはならない」「俺物語!」の順だ。しかし私が面白いと思った映画の順は「俺物語!」「黒崎くんの言いなりにはならない」「orange」の順だ。広告というのはその映画会社がどれだけコストをかけるか、にかかっているので大手ほど宣伝効果はある。でも大手だけがいい作品を作るとは限らないということが今日改めてわかった。これは自分自身、少し嬉しかった。理解力のない私はつい最近まで何がいい作品で何が悪い作品かを見極められずただただ見ていた。少しは大人な映画の楽しみ方ができたのかもしれない。しかしこういう中高生をターゲットにした実写版映画は本当に疲れる。精神的にも疲れるのでヒーラーは明日にしよう。おやすみなさい。